金型は共通です。
裏の針溶接も一緒です。
違うのはメッキ・表面処理です。
真鍮でベースの生地を作り、金メッキとニッケルメッキ(銀色)をした物。
丹銅でベースの生地を作り、銅メッキ+ブロンズ加工した物です。
ブロンズ仕上げは、黒染めしたものをムキ取り、アンティーク風に見せるため、ベースも同じ銅の色が望ましいのです。(黒染め部分をムキ取るため、メッキ膜を傷つけてしまう為。)
もちろん真鍮ベースに銅メッキを厚く付ければ出来ますが、針が太くなり、キャッチに入りづらくなったりすることが有る為、出来れば丹銅を使うことが望ましいのです。
この様に金型は共通とし、メッキで仕様を変えることもできます。
スポーツ大会のメダルは、この方法で金メダル銀メダル銅メダルと分ける訳です。